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2021年6月27日(日)28日(月)
建築、デザイン系の学生10人による展示会 in 渋谷
開催日時
2021年6月27日(日)
11:00-19:00
28日(月)
10:00-18:00
SNS
場所
渋谷区渋谷3-7-2
第3矢木ビル1F
最寄り駅
渋谷駅 徒歩2分
表参道駅 徒歩14分
神泉駅 徒歩18分
開催にあたって
渋谷は色々な側面をもった街である。流行の最先端である一方で、多くの廃棄物が生まれる。多くの人が集まる一方で居場所をなくした人がいる。新しいイベントが常に行われている一方で、一部の公共設備は画一的なままである。
これまで渋谷のきらびやかさの裏に潜むものを暴く動きはいくつかあったように思う。おそらく、この渋谷を通っている人もその「問題」とされたことの存在自体は知っていただろう。しかし、その背景や解決方法に対してまで思考を遡らせるようなものは身近にあっただろうか。
表層的に、一部の側面しか知らないということは危険をはらむことである。善意のつもりの提案が、複雑性や「問題」の構造を知らないことでさらに問題を悪化させる事もある。
「今、渋谷にいる人に見てもらいたい展」では、その名の通り、いつも当たり前に渋谷を利用する人たちに見てほしい作品群が展示されている。私たちの作品は、「問題」とまとめられたものに対して様々な挑み方をしている。
これら全体は単純化されたものに新しい視点を付与するだろう。
まずはのぞいてその様々な側面を知ってほしい。都市に住み、豊かさを享受する一員として。
参加者
「渋谷建築・都市アーカイブ文化会館」
和賀一弥
「破滅への塔」-日常の裏側-
山道里来
「表裏一体」-建築による不可視なものの可視化-
関戸香莉
「重なり合う廃材とひと」
石川直樹
「借りぐらしの公共空間」
ー渋谷公園の汎用的空間性を楽しさに読み替えるー
増田真由
「Urban Sound Room」
太田遥月 / 細江澄日
「MACHICAD」
ー3Dプリンターを用いた都市との形状コミュニケーションー
加藤 陸・矢崎 友佳子・有田 悠作
「路上の建築から学ぶ」
松岡大雅
「Conveni as a City Community Center コンビニ店舗を中心にした小さな循環と社会」
寺内玲
参加者について
今回、参加した作品創作者達は、建築、家具、都市スケールといったそれぞれ違う視座から都市の在り方を見て変革意識を持った者である。20代の参加者を中心に、それぞれ異なるバックグラウンドを持つ者に参加頂いた。それぞれ作品そのものの意図に加えて、その作者が作品を作るに至った独自の思考の履歴もにじみ出る展示である。
視点の異なり
「居場所」、「公共問題」、「喧騒」、「路上生活者」、「廃棄されるもの」、「無駄」...
本来は様々な背景とそれに至るまでに多種多様な解決方法がある。
例えば、「廃棄物」の問題、そこに対して、そもそも気づくことによる意識の変革か、廃棄物が生まれる社会背景を含め研究していくのか、廃棄物が実際に生まれた後の活用方法を提示するのか、9つの展示作品のうち3つだけの側面を取り上げたとしても参加者の視点にはバリエーションが存在している。
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